市民パネル (議論への参加者) 15人を募集します
イベント傍聴者を各日20人を募集します
現在は募集していません!
長年の激論のすえ、脳死者からの臓器移植を可能にする「臓器移植法」が制定・施行されてから、すでに7年がたちました。日本国内では、これまでに31人の脳死者から臓器提供がなされ、心臓や肺など、計121件の移植手術が行われました(2004年11月21日現在)。
いま脳死者からの臓器移植をさらに促進することを目指して、臓器摘出の条件をゆるめる法改正が議論されています。たとえば、生前に臓器提供を拒否する意思を示しておかないかぎり、家族の承諾のみで脳死からの臓器摘出が可能になるシステムや、臓器摘出の可能年齢を15歳未満の子どもにも拡大する制度改正などが提案されており、2005年には、国会で本格的な改正論議が始まる可能性もあります。その一方で、本人の意思表示なしの移植や子どもからの臓器摘出といった案だけでなく、脳死者からの臓器移植そのものにも、根強い反対意見があります。
この問題を、私たちはどのように考えればよいのでしょうか? これまでも様々な議論がなされてきた脳死・臓器移植をめぐって、いま何が本当の課題であり、今後、私たちの社会はどのような決断を下すべきなのでしょうか?
「市民が考える脳死・臓器移植」では、こうした問題を、2005年1月から3月まで4回の土曜日を使って、15人の市民パネルがじっくり考え、話し合います。医師や法律家など、関連分野の専門家との対話をつうじて問題への理解を深め、意見交換をし、最終日には市民パネルみずからが議論の成果を社会に向けて発信します。
あなたも、脳死・臓器移植を考える市民パネルになりませんか? 特別な知識はいりません。この問題に興味・関心があり、2005年1月から3月の4回日程すべてに参加できる18歳以上の方なら、どなたでもご応募いただけます。
※ このイベントは科学技術政策に市民が参加する方法を研究するプロジェクトの一環として、主催者が新たに開発した会議手法を試行する社会実験であり、特定の立場・主張に立つものではありません。
市民パネル募集案内
脳死・臓器移植問題について、学習・議論し、協力して、「市民の提案」=「いま社会として何をどう考えるべきか」をまとめていただきます
選考
市民参加者(パネル)が、できるだけ多様な立場の方々によって構成されるよう、主催者が性別・年代等のバランスを考慮して選考いたします。
謝礼など
市民参加者には、謝礼(全4回の出席に対して2万円)と、ご自宅から会場までの往復交通費(実費)をお支払いします。また、当日の昼食は主催者が用意します。
応募資格
脳死・臓器移植問題に興味・関心のある18歳以上の方
全4回の日程すべてに日帰りで参加できる方
※特定の意見を主張するための参加はご遠慮ください
応募締切 2005年1月7日(金)応募申込書に必要事項をご記入のうえ、郵送(当日消印有効)・FAX・Eメールのいずれかでお申し込みください。選考結果は、1月17日(月)頃、応募者全員にご連絡します。
傍聴者募集案内
議論への市民参加者の募集は1/7をもって締切らせていただきました。引き続き本イベントの傍聴者を募集いたします。募集人数は全日、各20名を予定しております。傍聴を希望される方は、以下の申込方法をご参照のうえお申込ください。皆様のご応募をお待ちしております。
なお申し訳ございませんが、傍聴者の方は交通費・昼食費等は自己負担にてお願いします。ご理解のほどよろしくお願いいたします。
応募締切 2005年2月16日(金)
傍聴申込書に必要事項をご記入のうえ、Eメール・FAX・郵送(※2月16日必着)のいずれかでお申し込みください。
応募・問合わせ先
現在は募集していません!
〒350−0394埼玉県比企郡鳩山町石坂 東京電機大学理工学部
若松研究室内 「市民参加研究会」事務局
FAX> 049-296-5132 E-mail> obo@panel.i.dendai.ac.jp
Web> http://www.i.dendai.ac.jp/~wakamats/
主催−市民参加研究会 (代表:若松征男 東京電機大学理工学部教授)
(笹川平和財団助成「科学技術への市民参加型手法の開発研究プロジェクト」)