第1日(公開) |
専門家パネル(10〜15人)はそれぞれ2、30分で市民パネルの出した質問に答え、見方・知識を提示する。質疑応答は事柄を明らかにすることに限ってなされる。 |
第1日夜 |
市民パネルは鍵となる質問がどのように明らかにされ、どの部分がさらに明らかにされる必要があるかを話し合う。これに基づいて、第2日にどのように専門家に質問するかを決める。 |
第2日午前(公開) |
市民パネルは専門家に質問する。ここでは、さらに聴衆に質問をし、考えを述べる機会も与えられる。 |
第2日午後 |
夜:市民パネルは最終文書を用意する。パネルは始めいくつかのグループに分かれて議論し、それを持ち寄ってさらに議論してコンセンサスを作る。これには多大の時間がかかり、多くの場合、深夜に及ぶ。 |
第3日午前(公開) |
市民パネルは最終文書を発表する。専門家は技術的誤りや誤解を訂正するよう求められる(内容にはコメントできない)。その後、会場全体で議論する。なお、聴衆には一般参加者の他、議員やマスコミが招待される。 |
プログラムがすべて終わると、プレス・レセプションなどが開かれ、メディアはさらに市民・専門家パネル、会議主催者に質問する機会が与えられる。最終文書、プレス・リリースなど:最終文書は技術的誤りなどが訂正された上で、専門家の説明文書などと共にレポートとして出版される。なお、メディアに対しては節目ごとにプレス・リリースが行なわれる。テーマによって程度は異なるが、デンマークでは、コンセンサス会議はメディアによってかなり報道されている。 |